到着した航空機を正確に誘導し、迅速な作業で、再び空に送り出す。

3人が1チームを構成。
到着便を次々と受け入れていく。

着陸した航空機をスポットへ誘導してPBB(パッセンジャーボーディングブリッジ)を装着、貨物の積み降ろしを行い、再び誘導路へと押し出す――この一連の業務がランプサービス業務です。3人でチームを組み、迅速・正確な業務を積み重ねて、定刻の出発を実現します。この業務は、着陸後にスポットに向けて自走してくる航空機を、停止位置に正確に誘導する「マーシャリング(誘導)」という業務からスタートします。両手に「パドル」と呼ばれる誘導棒を持ち、パイロットに向かって「徐行してください」「ここで停止してください」といった合図を送ります。所定の位置に停止したら、すぐにPBBの装着、地上では車止めの設置、地上電源の接続、そして貨物室からの特別な車を使った貨物の降載作業を始めます。最大で40台くらいのコンテナを降ろし、その後は次の目的地に向けた貨物を搭載、その諸準備をすべて終え、最後に「トーイングカー」を使用して航空機を誘導路へと送り出します。

どこにどのチームを派遣するか
コントローラー業務も担当。

地上での業務とは別に「コントローラー」と呼ばれる業務に就く日もあります。どの航空機にどのチームをあてるかという計画を立て、地上のスタッフに「何番スポットで何時到着の便の業務にあたってください」と無線で指示をする業務です。航空機の到着状況に合わせて、臨機応変に計画を練り直す必要があり、非常に神経を使います。万一航空機を待たせるようなことになれば、空港全体の業務に支障が出てしまいます。「了解、すぐ行く!」――日頃から現場で一緒に汗を流す仲間から返る頼もしい声を聞きながら、次、また次と指示を重ねていきます。
私は空港独特の開放的な雰囲気が好きで、学生の頃は滑走路の見えるレストランでアルバイトをしていたこともあります。活躍するスタッフの姿を見ながら、いつか自分もその一人として働きたいと思っていました。初めてマーシャラーを勤め、巨大な機体が私の合図でピタリと止まったときは、本当に感激しました。仕事は大きな責任の伴う厳しいものですが、誘導路に立って感じる開放的な気分はいつも新鮮で爽快です。

一日のスケジュール

一日のスケジュール

これからの目標

同じことをきちんと繰り返す――
それはやさしいように見えて難しい。

航空機が到着してから送り出すまでの業務は、機種により多少の違いは出るものの、基本的には同じです。毎日何度も同じことを繰り返しながら、業務の質を高く保つことは、やさしいことではありません。どうしても“慣れ”が出てしまうからです。しかし、それをきちんと正確に繰り返すことこそ、通常とは違う状況になったときの対応力につながります。常に今の仕事を見直し、質を高めていく、それが私の目標です。

プライベートショット

プライベートショット
新しいパートナーに悪戦苦闘、
でもかわいい!

最近我が家に新しいパートナーがやって来ました。「ウサギ」です。休みの日には小屋の掃除をしてあげていますが、トイレを覚えず苦戦しています。でも、小さくてかわいらしいので癒しにもなっています。これからも大切に育てていきます!