大小さまざまな貨物、郵便、大切なペット…フライトの安全を確保しながら輸送を担う。

はじめて使われる方も多い航空貨物。丁寧なご案内を心がけて。

「大急ぎで届けたい」「長時間の輸送には耐えられないが、遠方に送りたい」「大きいので自分では簡単には運べないけれど、到着地で使いたい」――そういったご要望にお応えできるのが航空機による貨物輸送です。私は空港内の貨物ターミナルで、この国内貨物輸送を担当しています。
貨物業務には主に、お客様からの貨物の引き受けや到着貨物のお引き渡しをする「窓口業務」、そして搭載する貨物を機体の貨物室のどの位置に置くかを調整する「ウェイト&バランス」という業務があります。私はこの2つの業務のうち、主に窓口での受け付けとお引き渡しを担当しています。
貨物の受付業務は、持ち込まれた貨物の重さや大きさを計り、内容物に危険物のないことをしっかりと確認した上で搭載する便を確定し、所定の料金をいただく業務です。コンテナ単位の契約で定期的に使われている運送会社や郵便会社の貨物もありますが、これを別にすれば、はじめて航空貨物サービスを利用される一般のお客様がほとんどです。ペットなどを送られる方には丁寧に応対し、貨物室がどういう環境なのかといったこともご説明しながら手続きを進めます。

航空貨物の果たす大きな役割。そして、その業務に携わることの意義。

お預けになる貨物の内容やお客様のご事情、ご要望はそれぞれ異なっています。それによって何を優先させるべきか、窓口で判断します。規定により、航空貨物は出発時刻の1時間前が受け付けの締め切り時間となっています。貨物専用機ではなく旅客機に搭載する場合は、一番先に貨物が積み込まれ、次いでお客様の手荷物、最後にお客様が搭乗するという順序になっているからです。1時間前ギリギリに持ち込まれた貨物でも、早急に発送の必要があるような場合には、私もできるだけ最早便に間に合わせるよう、努力をしています。
私は子どもの頃に海外に住んでいたことがあり、空港は親しみのある場所で、漠然と空港で働きたいと考えていました。まさか本当に、空港内の貨物業務を行うとは、想像もしていませんでしたが、いざ業務に就くと、いろいろな理由で活用されていることを知りました。海が荒れ離島に向けてどうしても船が出せない日に航空便で食料を届けたり、東日本大震災で道路網が寸断されたときも、多くの支援物資がここから運ばれていきました。改めて航空貨物の果たす役割を思い、その業務に携わることの意義と責任を感じました。

これからの目標

ウェイト&バランスの調整も
担えるように。

窓口の業務を担う一方で、私は今、ウェイト&バランスのチェックを行い、貨物室のどこにどの貨物を積むかを決定するという業務の訓練を受けています。出発時刻の30分から40分前に完了しなければ、航空機の定時出発に影響を与えてしまうので、正確であると同時にスピードも必要です。早くこの業務も担えるようになり、貨物のどの部署でも活躍できるようになりたいと思います。また今後は、貨物以外の空港業務にも挑戦したいと思っています。

プライベートショット

プライベートショット
大好きな旅行に
仲間と出かけます。

航空会社に勤務していることもあり、私自身、旅行が大好きです。出身が東京で、地方の魅力のある場所をあまり知らないということもあるかもしれません。休暇は、課内の同僚と一緒に旅を楽しみます。毎年1回、みんなで沖縄に出かけるという定例の旅行を今も続けていますし、北海道も大好きでよく出かけます。また、新たな旅にも出てみたいです!